会長の部屋

1月12日 会長の時間「平凡な日常生活に感謝」

2024年1月18日

1月12日 会長の時間「平凡な日常生活に感謝」

皆様明けましておめでとうございます。しかし年明け早々悲しいニュースが続きました。今年正月に発生した能登半島地震から12日が経ちます。昨日の新聞によると、孤立集落は22地区で3,124人にのぼるそうです。死者は213人です。「災害関連死」も増えています。

また398ヶ所の避難所には約2万6千人の方が身を寄せられています。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災者の方々が一日も早く日常の生活を取り戻されることを切に願っています。

ここで私が思い出すのは、当クラブで東日本大震災の視察に行った時のことです。語り部の方が話して下さいました。「蛇口をひねれば水が出て、肩まで湯舟いっぱいのお風呂に入れ、話す相手がいる幸せ。しかしこれは当たり前ではないのです。日常の幸せは失って初めてわかります。」と語られた話を今でもありありと思い出します。

今私たちの暮らしは何一つ不自由なことはありません。水も出ます。ガスも出ます。灯油も配達してもらえます。3度の食事どころかお酒も飲めます。平凡ながら普段の生活がいかに大切か気付かせてくれた、とても意義深い視察でした。

さて能登半島地震の話に戻りますが、今私達にできることは募金ではないでしょうか。ボランティアにも行きたいところですが、まだ来ないでくれ、とのことです。やはり被災者の方にとって一番心強い味方はお金ではないでしょうか。ガバナー事務所からも義援金の要請が来ています。金額は各クラブに任せるとのことです。

忘年例会の時に佐世保キャンディーズには御花がいっぱい集まっていたようです。今回も皆様の善意を期待しております。募金のお願いをして会長の時間とさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。